基本概念
ディメンション
各ディメンションには、名前とエンティティタイプがあります。エンティティタイプによって、ディメンションの値の取得元が決まります。 利用できるエンティティタイプは、CostCenter、Custom、Customer、CustomerType、Department、Employee、FixedAssetClass、Item、ItemPostingGroup、Location、Process、Project、ScrapReason、Supplier、SupplierType、WorkCenter です。
各ディメンションには、2 つのフラグもあります。
ディメンション名は、会社グループ内で一意です。
範囲
仕訳明細のタグ
タグは、ディメンションと値 ID のペアです。仕訳明細が保持できるのは、ディメンションごとに最大 1 つの値です。 値 ID が何を指すかは、エンティティタイプによって異なります。Custom ディメンションでは、そのディメンション固有の値の 1 つを識別します。エンティティタイプのディメンションでは、ロケーション、得意先、原価センターなど、基になるレコードの ID です。どのテーブルを参照するかの判定は、データベースの参照ではなく、アプリケーションのコードが行います。
ディメンションを設定する
- 会計 → ディメンションに移動します。
- ディメンションを作成し、一意の名前を付けます。
- エンティティタイプを選びます。ロケーションや得意先などのソーステーブルタイプ、またはカスタムです。
- カスタムのディメンションでは、許可する値を追加します。
- 転記でのタグ付けが始まるよう、ディメンションを有効にしておきます。
転記へのタグ付けの仕組み
業務上の転記に手動でタグを付ける必要はありません。出荷、入荷、請求書、在庫移動などのドキュメントが転記されるとき、Alforse は次のように処理します。- 会社グループのすべての有効なディメンションを、エンティティタイプをキーにして読み込みます。
- 元のドキュメントから各仕訳明細を作成します。ドキュメントは、その明細の背後にある得意先、アイテム、アイテム転記グループ、ロケーション、原価センターなどの事実をすでに把握しています。
- これらの事実のそれぞれについて、そのエンティティタイプの有効なディメンションが存在する場合に限り、タグを付与します。タグの値は、そのエンティティの ID です。
Location ディメンションを作成すると、出荷、入荷、請求書、在庫の転記では、元のドキュメントにすでにあるロケーションが各明細にタグ付けされます。ロケーションを改めて入力する必要はありません。
手動仕訳
原価センター
原価センターは、原価を負担する名前付きの組織単位で、工場、生産ライン、サービスチームなどが該当します。会計 → 原価センターで管理します。2 つの役割
- 独立したツリー。 会社ごとに限定され、購買明細やその他のレコードに割り当てて、支出を責任のある組織に帰属させます。
- ディメンションの軸。 エンティティタイプが
CostCenterのディメンションを定義すると、転記は、元のドキュメントが持つ原価センターで仕訳明細にタグを付け始めます。ほかのエンティティタイプのディメンションと同じです。これが原価センター別の損益レポートの仕組みです。
ディメンションでレポートする
仕訳明細から作成されるレポートは、ディメンション値でグループ化や絞り込みができます。ロケーション別の売上原価、部門別の費用、得意先別の売上高などです。これにより、勘定科目表をコンパクトに保てます。1 つの売上原価勘定に転記し、Location ディメンションで内訳を確認します。
ディメンションのレポートは転記済みの仕訳明細を読み取るため、その期間の転記が確定してからでないと信頼できません。月次の残高がどのようにスナップショットされるかは、期間締めを参照してください。